こんな生き方だってある!-「ぼくは、世界一楽しいサラリーマン」by 石渡 晃一

インターネットが普及した頃から働き方が変わってきている、と言われて久しい。
がしかし、世の中のほとんどの働く大人は、サラリーマンである。

政府統計の総合窓口

6351万人の労働人口のうち、3287万人が正規職員なのである。
つまり労働者の半分がサラリーマン。

サラリーマンは、「歯車」だの「社畜」だのと言われていて、僕もそんなサラリーマンを抜け出したいと思っていたひとりである。

サラリーマンには、「夢」も「希望」もなく「やりたいこと」もできない。
平日は終電まで働き、週末はダラダラと過ごし、嫁に掃除機で押される。。

さすがに僕はそこまでではないが、変わらなきゃと「もやもや」しつつも、「会社に時間を取られて」「何もできない」という感情があった。

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そんなサラリーマンの姿を真っ向から否定し、会社という組織を最大限に有効活用して、やりたいことにフォーカスしよう!というのが本書の基本姿勢だ。

ちなみに、本書は目次がない。

1ページ目を開くと、たった一言、ページいっぱいのフォントで筆者の言葉が書かれている。
そして次のページにも。

熱い!と思っているうちにグイグイと引き込まれていき、あっという間に読み終えた。

会社を利用しまくって、自由なサラリーマン生活を送ろう!という発想の転換への熱いメッセージと、会社を使いこなすための石渡さんの実体験にもとづく沢山のヒントが本書にはあった。

「なりたい職業1位=サラリーマン」を本気で目指す

サラリーマンには、独立した人にはないメリットがある。

  • 毎月口座にお金が入る
  • 長年かけて培われたノウハウ
  • 長年かけて育まれた対外的な信用
  • 一等地にあるオフィスとインフラ

これらをすべて、ただで使える。
そして、フリーの人がやらなければならないことも、他の人が自分の代わりにやってくれる。

  • 集金
  • 事業計画
  • 予算計画
  • 採用

僕は技術職なので、さらにここに「営業活動」や「会計業務」も人がやってくれている。

会社のやらなければならないことさえやれば、いい。
あとは会社が用意してくれているリソースを、自由にただで使ってやりたいことをやればいい。。

そんなことを言われても、日々の業務で忙しいと言う人は、その日々の業務を徹底的に効率化すればいいのだ。
一番めんどくさいルーティンワークを、楽しく効率的に終わらせることにフォーカスすればいい。

「会社は期待した仕事をクリアして成果を出している者には文句を言わない」のである。

さっさと言われたノルマを超えて、やりたい事をやろう!

仕事は「本気」でやれば「体験」になる

僕が本書で、頭をガツーンとやられたのはこの言葉。

本気で仕事に取り組めば、笑顔も涙もあふれてくる

(56ページ)

正直、仕事で涙を流したことがない。
というよりも、社内で涙を流している人を見たこともない。

本気でできる仕事を作るのは、実は簡単だと言うことに気づかされた。

本気で仕事をやっていないのである。何もトラブルが起こらない事だけを考えて、なるべく本音を出さないように仕事をしてきた。

おかげで社内の調整ごとや、顧客への受け答えはうまくなったが、圧倒的な成果も出せなくなっていることに気づかされた。

ノルマのハードルをグッと上げ、それをらくらく越えるようなことを、考えていかなければならなかったのだ。

今の上司は、将来の自分ではない

自分のことを助けてくれない、上司におべっかばかり使う、気がつけばタバコ休憩で15分は帰ってこない。。そんな上司と一緒に仕事をしていると、自分も将来はあぁなるんじゃないかと思ってしまう。

が、誰もそんな上司になれとは言ってないのだ。
未来の自分は今作っているのである。

「与えられる」のを待っていても、何も降りてこない(笑)

「自分で成長する方法」「自分がやりたいことを実現する方法」を常に考えるのだ。

社内で個人商店を開こう

「いい仕事をする人」には「いい仕事」が集まってくる。

「お金を稼ぐ人」には「お金を稼げる仕事」が集まってくる

(97ページ)

会社の中で存在感を持っている人がどんな人か、思い返してみた。
イメージで切る人は、良くも悪くもなんらかの肩書き(役職じゃなく)を持っている。

「セキュリティと言えば、◯◯さん」「このお客さんのことなら、△△さん」など。

もし、その「・・・と言えば」が自分のやりたいことと一致していれば、こんな楽しいことは無いと思う。

役職なんて、会社が勝手につけているだけなのだから、上役の仕事だって他の人がやっている仕事だって、やりたい仕事なら勝手にやっちゃえばいいのだ。

自分で選んで仕事をして、その成果がベストになるように努力をする。

まとめ

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本書では、前半に心構え、後半に社内でやりたい仕事をうまく回すためのテクニックが紹介されている。

今「辞めたい」と思っている会社は、なんでもできる学生時代に「どうしても入りたい」と思っていた会社なのだ。

「サラリーマンだから」「これがこの会社のルールだから」「僕のやれることはこれだけだ」なんて思い込みに囚われず、やりたい事はなんなのか、どうすればやれるのかにフォーカスして仕事をしてみようと思った。

「会社」ではなく「自分」に軸足を置くだけで、「やりたい仕事」に一生懸命チャレンジできるサラリーマン。
かっこいいと思いませんか?

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