30日で英語が話せるマルチリンガルメソッド by 新条正恵 – 英語に対するトラウマをはずす4つの原則

新条正恵さんの「30日で英語が話せるマルチリンガルメソッド」を読みました。

あなたは、外国人と英語でコミュニケーションができますか?

今回ご紹介する本は30日で英語がペラペラになるという、眉唾本ではありません。

というのも、なにごとも習得するには1万時間が必要と言われており、1ヵ月では時間が短すぎます。

本書でターゲットにしているのは「1ヵ月で英語をしゃべることに対するトラウマを無くすこと」です。

実は英語で会話をするのには、中学英語で習ったレベルの単語と文法で充分と新条さんは言います。

1ヵ月後に、自己紹介と3つの話題について15分喋ることができるようになれば、ほとんどのシチュエーションで、英語でコミュニケーションが取れるようになるそうです。

そう言われれば、普段会話で15分以上喋る事ってほとんどないですよね。

30日で英語が話せるマルチリンガルメソッド by 新条正恵 – 英語に対するトラウマをはずす4つの原則

目標を明確にする

まずは自分のゴールをセットします。
なぜ英語をしゃべりたいのかを明文化することで動機付けを明確にすることができます。

僕は「3年後に英語が母国語ではない海外のシステムエンジニアと、通訳を介さずにコミュニケーションが取れるようになる」ということをゴールにしました。

日本の案件をオフショアに委託する、あるいは海外のプロジェクトを日本で受注していくというのは、ますます当たり前になっていくと考えているからです。

そんなときに通訳を介していると、どうしても認識の齟齬が起こったり、そもそも通訳を介さないと意思疎通のできないエンジニアは、使えないと捨てられてしまうことすら考えられます。

この自分のゴールは、「いつ」「どのようになっていたいか」を、できるだけ明確にすることが重要です。

次にのターゲットは「1ヵ月先にどうなっていないか」と言うことを明確にします。

「英語がペラペラになる!」だと、なんだか抽象的すぎますが、「10分の自己紹介をして、質問に答えられるようになる!」だといけそうな気がせんか?

興味のあることから始める

本書には音声教材がついていますので、まずはそれを聞いてみることをオススメします。

もし、自分の気になっている音声教材があればそれを使う事を勧めています。

1ヶ月間毎日続けなければならないので、興味の無いことであれば辛くなるだけですからね。

「なんとなく」を大事にする

本書の目的は「英語に対するトラウマを無くす」ことです。

まぁ、アドラー心理学的には「トラウマは存在しない」ので、「英語が苦手だという自分を作ることで、英語をしゃべらずにすむようにしている」という目的を達成する手段なのかも知れません。

とにかく、「英語をしゃべれることを思い出す」ことが目的なので、文法や語彙は二の次であると筆者は語ります。

ですので、書き取りしてもスペルミスは問題視せず、文法も間違っていてもOK。とにかく自分の思っていることを英語で表現できることを目的にしています。

歯みがきのように習慣化する

1日どっぷり英語漬けにするのではなく、朝15分夜15分を30日毎日続けることを新条さんは推奨しています。

これには僕も賛成です。

習慣化する一番の近道は「毎日続けること」だと思います。

2日に1回や週に3回だと、「今日できなかったから明日」と先延ばしにしてしまい、いつのまにかやらなくなってしまいます。
そして、発声練習をするのは恥ずかしいかもしれませんが、1人実況中継なら通勤途中に歩きながらでもできそうです。

まとめ

本書は「英語力をあげる」ことを目的にはしていません。

あくまで中学・高校で習った知識をベースに「英語をしゃべることに馴れる」事が目的です。

僕も英語は苦手ではありませんが、とっさに文章が出てきません。

今回ご紹介した「30日で英語が話せるマルチリンガルメソッド」では、1ヵ月を6つの期間に区切り、その期間ごとに実施するワークが設定されています。

そのワークの目的と手順とゴールが明確になっているので、やる気が起きやすいと思います。

そしてあくまで、「今持っている知識をベースに、表現をする方法になれる」というメソッドなので、実効性はありそうです。

英語に対する苦手意識を無くしたい方には、オススメできる1冊です。

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